乳腺外科
乳がんは、女性がかかるがんのなかで最も多く、その数は年々増え続け、1年間に約10万人が新たに乳がんと診断されています。
菅間記念病院乳腺外科では、最新のマンモグラフィー装置、超音波装置を用いて乳がんの早期発見に努めています。乳がんを否定できない病変があった場合は、必要に応じて乳腺MRI検査、針生検などの組織検査を実施いたします。画像検査はすべて女性技師が担当いたします。
乳がんは早期発見により治癒可能な疾患です。治療法は病期、広がり、サブタイプ、家族歴などを考慮し決定しますが、最も治癒率が高く、そしてQOL(quality of life,生活の質)が保たれる、より患者様に合った治療を選択しています。
手術では、乳房全摘術、乳房温存療法に加え乳房全摘後にエキスパンダーを挿入する乳房再建手術も行っています。
サブタイプに応じて実施する化学療法は、化学療法室で専属の看護師薬剤師とともに安全な治療を実施しています。
診療対象となる主な症状
乳房のしこり、痛みや張り、乳房皮膚の発赤・びらん・へこみ、乳頭からの分泌、腋窩リンパ節腫脹などの症状があるかた、乳がんや卵巣がんの家族歴のある方、授乳中のしこり、妊娠期授乳期の乳腺超音波検査ご希望 など、なんでもご相談ください。
主な診療対象疾患
- 乳腺の悪性疾患:乳がん
- 乳腺の良性疾患:線維腺腫、葉状腫瘍、乳管内乳頭腫、乳腺症、乳腺炎 など
担当医師紹介
屋代 祥子
(やしろ よしこ)
出身地 | 和歌山県 |
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出身大学 | 自治医科大学 医学部 |
卒業年度 | 平成7年度 |
専門分野 | 外科・乳腺外科 |
資格取得 |
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大内 憲明 (おおうち のりあき) |
東北大学大学院 医学系研究科 |
竹原 めぐみ (たけはら めぐみ) |