脳神経外科
No Refusal Policy, Patient first
診療内容・特色
脳神経外科では、脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など)、腫瘍性病変(とくに良性脳腫瘍・頭蓋底脳腫瘍・下垂体腺腫)などの脳神経疾患に対する手術診療を中心に行っています。
またNeuro groupとして神経内科専門医との連携により脳神経疾患の診療が幅広く可能です。
特に脳梗塞の急性期治療(t-PA療法、脳血管内手術による脳血栓除去術)など早急に治療を要する病気には、脳卒中チーム(医師・看護師・放射線科・薬剤師・臨床工学士)で力を入れて取り組んでいます。
診断装置としては、1.5T MRI•MRA、Multi slice CT(328列)、DSA脳血管撮影装置1台、超音波エコー、脳波などがあり、ほぼ全ての脳神経外科疾患の診断が可能です。
治療には手術用顕微鏡、Biplane脳神経血管内手術用DSA装置などを備えています。
脳神経外科疾患の手術は、月・水曜日に定期的に行っています。
定位放射線照射治療を要する患者様には、他施設での治療をご紹介致します。
また、当院ではリハビリテーションにも力を注いでおり、患者様がより良い状態で社会復帰いただけるように、運動麻痺だけではなく高次脳機能障害などの様々な後遺症の軽減に脳卒中発症後・超早期からリハビリテーション療法を行なっています。
病院にはソーシャルワーカーが在籍しており、患者様に関わる経済的、社会的、心理的な相談や社会復帰、在宅医療への準備など支援させて頂きます。
方針
- 最新最良の医療の実践
- 最後まであきらめないTeam医療
- 患者様との絆を大切に寄り添う医療
JNDへの協力について
現在、当院では、日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)」に協力しています。
2018年4月から当院脳神経外科に入院された患者様の臨床データを解析させて頂き、脳神経外科医療の質の評価に役立てることを目的としています。
解析にあたって提供するデータは、提供前に個人を特定できない形に加工した上で提供しますので、患者様個人のプライバシーは完全に保護されます。
本研究の解析に自分のデータを使用されることを拒否される方は、主治医にその旨お申し出下さいますようお願い致します。
その他研究事業についての資料の閲覧を希望される方は、研究班ホームページ(http://jns.umin.ac.jp/public/pdf/studyinfo-3.pdf)をご参照下さい。
担当医師紹介
松野 太
(まつの ふとし)
出身地 | 神奈川県横浜市 |
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卒業年 | 昭和64年 |
専門分野 | 脳神経外科(脳血管障害・脳腫瘍・下垂体部腫瘍など) |
資格取得 |
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学会活動及び評議員 |
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宮脇 貴裕 (みやわき たかひろ) | 新小山市民病院 |