ご挨拶

院長 竹内 丙午当院のホームページにアクセスして下さり、さらに病院長のあいさつに目を通していただいている皆様にまずは御礼申し上げます。

ホームページに当院の理念を掲示していますが、1.博愛と信頼、2.地域とともに、3.高度な医療 として日々努めております。

1964年東京オリンピックの年に黒磯市に病院を開設して以来、上記理念を常に念頭において、ドクターカー、CT、MRI撮影装置などを時代・地域に先駆けて導入いたしました。徐々に病院の規模を大きくし、平成27年には中央棟を建設、平成31年に新東棟を完成させ338床の病院へと成長しました。平成21年からは、関東で1番目に社会医療法人へと移行しました。社会医療法人の要件は、非採算となりやすい、「救急医療」、「災害医療」、「周産期医療」など地域の公益医療を行い、地域医療計画上でがん、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの診療を担っていることです。

救急医療については、2次救急病院として年間2000台の救急搬送を受け入れています。那須山の噴火、首都圏の地震など大規模災害に対応すべくDMATを4チーム組めるよう人員を配置、また防災ヘリが離着陸できるヘリポートを屋上に備えました。平成27年5月には女性診療科・産科を開設し、現在は年間約300の出産があります。

診療科の特徴としては、消化器内科・一般外科を統合して消化器センターとして運営し、肝胆膵の高難易度手術・消化器がんの腹腔鏡手術を多数施行しています。急性心筋梗塞には、循環器科が24時間カテーテル治療を行える体制をとっています。平成30年4月からは脳神経外科を開設しました。中規模の病院として機動力を生かし、診療科の連携が活発であり、チーム医療が定着していることが長所です。大規模な病院にひけをとらない高度な医療を常にこころがけ、AIによる医師の診断のサポートや遺伝子検査に基づく最適化医療も現在準備中です。

地域の皆様に信頼され、愛される病院を目指し、職員一同努力してまいります。

院長 竹内 丙午