消化器内科 

                                         
胃内視鏡検査(胃カメラ)・大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行っています
曜日:毎週金曜日のみ(9:00~15:00)
ご予約については窓口・お電話にてお問い合わせください(TEL 0287-67-1570)
検査は基本的には予約制です。
胃カメラに関しては絶食でお越し頂ければ
医師の診察により、当日の検査も可能な場合もあります。

検査時の注意事項などの説明もありますので、当日検査を希望される場合は
お手数ですが受診前に一度お電話をお願い致します。

胃・大腸内視鏡検査について (胃カメラ・大腸カメラ)                                                         

目次

睡眠内視鏡検査について   

                                                          
麻酔(鎮静剤)を用いて検査を行うことができる為、
検査中の苦しさをほとんど感じず、比較的負担が少なく検査を終えることができます。
睡眠内視鏡の場合、検査とは別に4,400円 費用がかかります。
検査前に点滴を行い、点滴より薬を使用します。
検査後は点滴をしながら、目が覚めるまで院内で休んでいただきます。(15分程度)
なお、検査後、終日車の運転はできません。ご家族などの付き添い・送迎をお願いしております。

睡眠内視鏡検査を行うにあたって
〇点滴や検査の準備等で時間がかかります
〇検査の順番が遅くなることがあります
〇医師の判断によっては使用できないことがあります(血圧の低い方は使用できない場合があります)
〇卵・大豆のアレルギーのある方は使用できません

このような症状がある方に胃内視鏡検査をおすすめします  

〇ピロリ菌を調べたことがない
〇ピロリ菌がいたことがある(除菌した)
〇飲酒や喫煙が多い(昔、多かった)
〇お酒を飲むと顔が赤くなりやすい
〇胸痛や胸やけ、慢性的な咳がある
〇のどや胸がつまった感じがする
〇腹部膨満やみぞおちの不快感・痛みがある
〇便が黒っぽい
〇胃潰瘍、十二指腸潰瘍になったことがある
〇40歳以上でまだ一度も胃カメラや胃透視(バリウム検査)を受けたことがない
〇短期間で体重が減少した
〇血縁関係の方に消化器がん(食道・胃・大腸など)の方がいる

上部内視鏡(胃カメラ)

経口内視鏡(のどに麻酔をかけて口から)
経鼻内視鏡(鼻に麻酔をかけて鼻から)
初めての人には口からをおすすめしています。
口からでも細いスコープを使用することで苦痛が少ないです。
鼻血が出やすい、鼻閉感、鼻の手術をしたことがある方は口からの検査をご案内
させていただきます。

検査についての準備・注意事項 胃内視鏡検査(胃カメラ)

検査前日

検査前日は消化のいいものを夜21時までに済ませて下さい。
これ以降は食べないで下さい。
アルコールは飲まないで下さい。
常備薬はいつも通りに内服して下さい。

検査当日

朝食は禁止です。
朝の内服薬は朝6時にコップ1杯の水で飲んで下さい。

糖尿病薬については低血糖になるおそれがありますので
基本的に1型糖尿病の方以外は絶食時には糖尿病薬を中止させていただきます。
現在服用されている方は受診の際に医師にご相談ください。
検査説明時に再度ご案内させていただきます。

検査当日の持ち物

〇保険証・診察券・予約票・同意書

検査について

検査は胃の泡を消すお薬を飲み、のどまたは鼻に麻酔をします。
内視鏡を鼻または口から挿入し、食道・胃・十二指腸を観察します。
検査は10分から15分程度です。

検査後について

検査後、のどの麻酔が切れるまでに一時間程度かかります。
検査終了後1時間は飲水・食事・うがい・喫煙はお止め下さい。
検査終了後1時間後、水を飲んでもむせない事が確認できましたら水分・食事は可能です。
水を飲んでむせ込んだ場合は、もう1時間経過してから再度水分をとって
むせない事を確認してください。
検査に青色の薬剤を使用した場合は、尿や便に青色がでることがありますが
問題ありません。
食道を観察するために薬剤を使用した場合は、2・3時間程度胸やけや不快感が
生じます。時間とともに軽快しますので問題ありません。
睡眠内視鏡の場合、検査後に目が覚めるまで休んでいただきます。
なお検査当日は終日、車の運転はできません。ご注意ください。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

検査についての準備・注意事項 (大腸カメラ) 

検査前日                                                

朝食はおかゆを準備して食べてください。
昼食・夕食は病院処方の治療食を食べてください。
水分は、水・お茶・ポカリスエットのみになります。
夜8時ごろ下剤を飲みます。
※下剤の飲み方
  ピコスルファートナトリウム1本を水150~200ml によく混ぜて飲んでください。

検査当日

朝食は禁止です。
水分(水・お茶・ポカリスエット)は飲めます。
朝の薬は6時にコップ1杯の水で飲んでください。

検査準備

経口腸管洗浄剤(ムーベン)を2時間かけて2L飲みます。(8:30~10:30)
※ご自宅でムーベンを飲む方は、8:00~10:00の2時間で飲んで下さい。
検査可能な排便の状態になってから検査は午後になります。
検査開始までしっかり水分をとって下さい。

検査について

検査パンツにはきかえて検査です。
検査はおしりからスコープを入れて、大腸の一番奥まで挿入します。
スコープを押したり引いたりしながら挿入していきます。
検査途中でおなかを押したり、体の向きを変えたりします。
奥まで挿入できたら、スコープを引き抜きながら観察していきます。

検査後について

検査後、お腹が張ることがありますがガスが出ると楽になります。
うまくガスがでない場合は右を下にした体位やうつ伏せになるとガスが出やすくなります。
検査終了後、お腹の張りが取れてから食事をとって下さい。
検査に青色の薬剤を使用した場合はガスをした時や便に青色がでることがありますが
問題ありません。


検査中・検査後、追加処置が必要になった場合は菅間記念病院での対応となります
  ご了承ください。