臨床検査科2

検体検査

患者様から採取された血液や尿、便、喀痰など色々な材料を様々な角度から調べます。
次のような検査方法があります。

生化学・一般検査・血算・病理・細胞診・細菌検査・輸血検査・免疫・・・・etc
検体検査
《生化学》
・患者様から採取した血液を化学的に分析する検査です。
全身をめぐっている血液からは様々な情報を得ることができ、病気の発見、 治療の効果等...がわかります。
例えば、血糖ヘモグロビンA1Cを測定することにより糖尿病等がわかります。
基準値は血糖70~110mg/dl(空腹時)、ヘモグロビンA1C4.3~5.8%でです。
(高めの方は受診なさって下さい。)
GOT(AST)GPT(ALT)は肝機能がわかります。また中性脂肪コレステロールメタボ検診には欠かせません!
生化学 120FR 生化学 HbA1C

《血算》

・血算では、各血球(赤血球・白血球・血小板)の数を測定し、
また、形態(血液像)を観察しています。貧血白血病などの血液疾患や炎症の診断に欠かせない重要な検査項目です。
  赤血球数(RBC) 貧血・多血症など赤血球造血に異常のある疾患の診断のための検査です。
  ヘモグロビン濃度(HGB) 貧血・多血症などの診断・経過観察をするための検査です。
  白血球数(WBC) 炎症性疾患の診断、経過観察のための検査です。
また、白血病など血液疾患の診断にも重要です。
  血小板数(PLT) 出血傾向や血栓症の診断のための検査です。
血算   只今、検体自動測定中!!

《免疫》 
・人間の体には、細菌や異物が侵入してくると、それらに抵抗する抗体という物質をつくり体を守ろうとする働きがあります。
この抗体は再度異物が侵入したとき、体外に排出しようとします。
この仕組みを免疫と言います。血液中にこの抗体ができているかを調べるのが免疫検査です。B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス等、感染による病気の診断や輸血時の適合する血液型の検査などに利用されています。
免疫1 免疫2

《一般検査》
 

・患者様から採取された血液以外の検体で検査を行います。
主な検体に尿便腹水胸水髄液があります。
良く行われています主な検査を説明します。
  ・尿検査・・・腎臓で生成されます。腎臓は全身の不要物を尿として体外へ排泄する働きをしています。この働きが悪くなると尿に異常が出てきます。
例えば タンパク(+)の場合…腎炎ネフローゼ症候群
糖(+)の場合…糖尿病等…が疑われます。
  ・便検査・・・口から入った食物は胃・腸を通って不要になった部分を便として肛門から排泄します。便潜血反応は肉眼ではわからない微量な出血を検査します。この検査では消化管の潰瘍ポリープガン、痔等がわかります。
一般検査3一般検査4
  * どの検査も1回の検査結果が陽性だからと言って診断ができるわけではありません。
必ず再検査、または別な方法で 検査を受けましょう。

《輸血》

・事故や手術で大量の出血を伴う場合や、貧血などの治療を行う場合に輸血は重要な役割を果たします。
  ・血液型検査・・・ABO式、Rh式を調べます。
・交差適合試験・・・所要時間 1時間
輸血する血液と輸血される患者様の血液を試験管内で反応させ
適合するかどうか判定する検査です。
輸血1 輸血2

《病理&細胞診》

・ 病理検査は、病気の診断、原因究明を目的として、手術や検査で採取された臓器、組織、細胞などを顕微鏡など用いて診断を行なう検査です。細胞や薄く切った組織に染色(色素で色を付ける)をして病理標本を作製することで、顕微鏡での観察が可能になります。観察の結果、良性なのか悪性なのか、あるいは病変の種類や広がり等がわかります。
病理&細胞診1 *ここでは、病理で提出された検体を
染色して顕微鏡で見るためにミクロトームで薄切します。
なんと!2~5μmの薄さで切り出します。
紙より薄いんですよ!
病理&細胞診2 病理&細胞診3

*次に、切り出した組織を診断するために
染色を行ないます。診断を行なう上で大切な作業です
 
病理&細胞診4 病理&細胞診5

生理機能検査

患者様のからだを直接調べる検査です。
目的によって次のような検査があります。

安静心電図・ホルター心電図・負荷心電図・超音波検査・脳波・
肺機能検査・眼底検査・カプセル内視鏡・・・等
生理機能検査

《安静時心電図》
 
所要時間 約3分
・心臓は筋肉の収縮と拡張を繰り返し、全身へ血液を送るポンプの役目をしています。心電図とは心臓の筋肉から発生する微弱な電流を体表面に付けた電極を介し、波形として検出します。波形の形や長さなどから、心肥大伝導障害心筋梗塞など多くの情報が得られます。
安静時心電図1 安静時心電図2

《ホルター心電図》
 所要時間 24時間
・安静時心電図が20秒間記録するのに対し、ホルター心電図は24時間記録します。たまにしか現われない心電図変化も逃さずキャッチし、不整脈や心筋梗塞などの早期発見に役立ちます。記録には体に電極を張り付け小さなレコーダーに24時間記録し、その後解析をして心電図となります。
ホルター心電図

《負荷心電図》 

・心臓に運動による負荷を加え、安静時には発見しにくい狭心症不整脈を見つけるための検査です。当院では以下の2種類の負荷心電図を行っております。
  • マスター法(2階の階段の昇降を繰り返す方法)
    1. マスターシングル・・・1分半昇降
    2. マスターダブル・・・・3分昇降
    3. マスタートリプル・・・4分半昇降
  • エルゴメーター法(自転車のペダルをこぎながら、心電図・血圧を測定する方法)
負荷心電図1 負荷心電図2

《脳波検査》
 
所要時間 約1時間
・脳はその活動にともなって非常に微弱な電流を流しています。頭部に電極をつけ、その電流を波形として記録する検査です。この検査は主に脳の異常による意識障害の診断てんかんの診断脳死判定等を目的として行われます。(頭部に電極を固定するためにクリームが使われます。頭髪が汚れますがシャンプーしますと簡単に汚れは落ちますのでご了承ください。)
脳波検査

《肺機能検査》 所要時間 約10~30分
・思いっきり息を吸ったり、吐いたりすることで、吐く息の速さや量を測定し肺の機能を調べます。この検査は肺の病気の診断と重症度および治療の効果の判定気管支喘息の診断手術の際の麻酔方式の決定体力測定等を目的として行われます。検査前に技師より説明を致しますが、患者様の協力努力がとても大切な検査です。実施時には是非協力して下さい。
肺機能検査1 肺機能検査2

《眼底検査》
 
所要時間 約5分
・眼底写真は目に光を当てて網膜血管などを直接観察する検査です。
血管の変化を見ることで全身の血管の状態・眼科領域の疾患などを推測できます。
検査対象となる疾患は、糖尿病高血圧動脈硬化緑内障等です。
* 今まで眼底カメラの光がまぶしい!と思ったことありませんか??
最近は、光の弱いカメラで検査できるようになりました!!
眼底検査1 眼底検査2眼底検査3
*このように、撮影されます。

《超音波検査》
 
各所要時間 約20程度
超音波・超音波検査とは、超音波を体内に送って、はね返ってきた音を利用し体内の様子や動きをリアルタイムに検査しています。人体に無害で、痛みなどの苦痛を伴わず画像診断が行なえます。
当日は、胸やお腹が大きく開く事ができる簡単な服装で来て下さい!

【腹部エコー】
・各臓器の大きさ・形態・内部状態・腫瘤の有無などの観察をします。
食事の影響や皮下脂肪等により見えにくいことがあります。

【心臓エコー】
・ 心臓の形や大きさ・動きを見て診断を行います。
・ 主な疾患には、心臓弁膜症、心筋症、心筋梗塞などの診断に有効です。

【表在エコー】
・ 乳房や周囲の組織の断層像を検査する乳腺エコーとホルモン分泌の影響による甲状腺エコーなどを行なっております。

*他にも依頼により頑張って対応しています。

・当院では・・
超音波検査

《小腸内視鏡検査(カプセル内視鏡検査)》
【カプセル内視鏡検査とは?】
・当院では、2007年から日本でも販売認可及び保険適応になったカプセル内視鏡を実施しています。主に小腸の内部が対象となり、超小型カメラを内蔵した26mm×11mmのカプセルをビタミン剤のように口から飲み込んで画像を撮影して記録装置に転送しています。(約8時間記録します)。

・ 医師はこの画像をもとに小腸の診断をしています。 
小腸内視鏡検査1 *体に付ける装置になります。

小腸内視鏡検査2
適応になる患者様は上部内視鏡(胃)及び下部内視鏡(大腸)を行なっても原因不明の出血を伴う患者様に適応となりますので医師とのご相談をお願いします。

【カプセル内視鏡検査の特徴】
  • 従来の小腸検査に比べて苦痛がほとんど無い検査です
  • 検査中は日常生活ができる。
  • 検査開始2時間後からお水、4時間後から軽い軽食を取る事もできます。
  その他、諸注意も色々あるので医師・看護師等などの説明を聞いて下さい。
*簡単なパンフレットも当院の消化器外来にてご用意してあります。
小腸内視鏡検査3 *検査用のカプセルは、お薬のカプセルより少し大きめになっております。これで小腸内を撮影します。

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