ご挨拶

病院長 鈴木 正徳

病院長 鈴木 正徳  当院は那須五山の麓にあり、豊かな自然と東北新幹線・那須塩原駅から車で15分というアクセスの良さを併せ持つ中規模病院です。診療圏は旧黒磯市や旧西那須野町、那須町を中心ですが、救急医療に力を入れており、救急患者は遠く白河市、棚倉町、矢板市、塩谷町などからも運び込まれてきます。2009年には経営母体である博愛会が公益法人格である社会医療法人の認可を取得し、名実ともに公益性を重視して診療にあたっています。周囲には、大学病院など大規模病院がありますが、医療圏の重複は少ない上、近くに公的病院がないため、当院はこの地区の準公的病院として機能していると自負しています。
当院は280床のいわゆる個人病院であります。自治体病院や済生会・厚生連・日赤の病医院のように公的資金による補助金の注入を受けていない病院です。私は2002年10月に東北大学からこの地に赴任して、がむしゃらに働いてきました。その中でモットーとしているのは、『地域の病院はデパートになる必要がなく、いわゆるスーパーマーケット、いわんやコンビニでも良い』ということです。すべては網羅していないが、その地域で必要とされている部門はほぼ備えているということが重要と常に考えています。栃木県北の田舎の病院でも疾患によっては、大学病院などの大病院に勝るとも劣らない医療が地域住民に提供できる。実際に、県央の大病院ですばらしい治療をうけても残念ながら患者様の状態では通いきれない、またご家族も面会や看病にも行けないなどは日常茶飯事に聞くことであります。そのようなことのないよう、食物の地産地消の概念と同じですが、安心して地域の病院と診療所がまごころをもって、隣のおじさん・おばさんを治療する、治せなければ癒す、そのような診療を行っていきたいと常に思っております。当院の診療で特に誇れるのは、私の率いる消化器内科および消化器外科部門、カテーテル治療のエキスパートとして栃木県内に知られている西岡副院長をリーダーとする循環器部門、竹内丙午医師がセンター長を務める透析センターであります。これらを三本の矢として、さらに法人内に併設して、黒崎史果医師が中心となって展開している在宅療養部門、多数の若いOT, PT, STが担当するリハビリ部門が脇を固めています。患者様にとって良い医療を継続的に実践するためには、こうした主要部門に重点的に取り組むことで経営基盤を盤石にした上で、さらに他の分野にもその余力で飛躍することが重要と考えております。

  2012年4月には法人が設立した那須看護専門学校が開設されます。多数の正看護師の卵が当院で実習するようになります。また当院は初期研修医の臨床研修指定施設にもなっております。医学教育にも前向きに取り組むことも将来の医療人を形作るには必要と考え実践していきます。

  地域住民に対して真剣に顔の見える医療を展開する、真正面から取り組みわれわれ菅間記念病院の医師が、その時、この病院に居たことによって命が救われた、長生きできたということで、地域住民の方々から常に感謝される、そのような病院にしていきたいと思っていますし、その片鱗はすでに現れていると自負しています。



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